〈弁当勝負〉
久々に大人買いをした。
新潟三新軒を代表する弁当である。
どちらも郷土を代表する料理が入っている。
タレカツの肉は薄く固いが、妙にうまい。
薄く固い肉の侘しさと、甘辛いタレの下品さが出会って、ごはんが恋しくなるのだな。
そのまたご飯がおいしい。
もっちりとして甘く、駅弁業界のグランクラスといえよう。
焼漬焼きも、いい。
焼いた熱々の鮭を一晩タレに漬け込んだもので、ほぐしてある。
ただこちらは、錦糸卵の下にあるご飯はいいが、4番目の写真のおかずの下にあったご飯は、空気に触れていたせいか、少し固い。
そこで焼漬ほぐしをさらにほぐして、ご飯と混ぜてやった。
漬けダレの香りが、ご飯をさらに庶民的にして、これまたいい。
ぜひお試しを。
おかずでは、煎り大豆を味噌で味付けした、焼漬の方の「鉄火豆」と山椒風味で煮た、タレかつの方のフキが良い。
追記
今日も勝負相手がいなかった。
206焼漬鮭ほぐし弁当1130円ご飯 2おかず 2価格1箸1 特記なし 郷土色か個性点ノスタルジ1ー総計7点>
ご飯 1.5鮭の焼漬2 おくらと菊なめこの和物 2 錦糸卵、鉄火豆 赤かぶ酢漬け 2 胡麻 舞茸の煮物2
207たれかつ重900円 三新軒ご飯 2おかず 2価格1箸1 郷土色か個性点ノスタルジー1 総計7点>
ご飯2 たれかつ2 赤かぶ酢漬け 2ふき山椒、2キャベツ、パセリ。